けん玉の選び方 (2) 「糸の長さ」

伝承咲人のけん玉ちばちゃんです。

先週から連載している初心者へのけん玉選びですが、

今週はけん玉のけんと玉を結ぶ「糸」について解説しています。

今回は「糸の長さ」です。

けん玉は今流行っているけん玉の遊び方の中には、糸なしのもので遊ぶやり方も楽しまれていますが、

やはり伝統的な遊び方は糸付きのものです。

この糸によって様々な技がなされていきます。

競技用のけん玉だとどのメーカーも45cm前後に作られていて、大人のプレー仕様になっています。

ですので、お子様がけん玉をする上では、だいぶ長いのです。

以前は競技けん玉の大会ルールでは成人の部は38cm以上、

少年の部は35cm以上という規定があったのですが、

現在は撤廃されており、自分の好きな長さで行うことができます。

糸の長さは重要で、特に初めてけん玉を行う方にとっては、短めがオススメです。

玉やけんを引き上げる力も少なくてすみますし、何より、自分の手元へのコントロールがしやすくなります。

個人差があるので、○○cmが良い!というようにはいかないのですが、糸の長さは短い方が扱いやすいとだけお伝えしておきましょう。

糸の長さの調節は、玉の側から糸を取り出し、ビーズで止めてある手前の部分から結び目を取り出して、自分の長さにあったところで結び直すのが良いです。

ぜひマイけん玉の糸の調整も意識しておくと良いでしょう。