伝承咲人のけん玉ちばちゃんです。
先週から連載している初心者へのけん玉選びですが、
今週はけん玉のけんと玉を結ぶ「糸」について解説しています。
今回は「糸の長さ」です。
けん玉は今流行っているけん玉の遊び方の中には、糸なしのもので遊ぶやり方も楽しまれていますが、
やはり伝統的な遊び方は糸付きのものです。
この糸によって様々な技がなされていきます。
競技用のけん玉だとどのメーカーも45cm前後に作られていて、大人のプレー仕様になっています。
ですので、お子様がけん玉をする上では、だいぶ長いのです。
以前は競技けん玉の大会ルールでは成人の部は38cm以上、
少年の部は35cm以上という規定があったのですが、
現在は撤廃されており、自分の好きな長さで行うことができます。
糸の長さは重要で、特に初めてけん玉を行う方にとっては、短めがオススメです。
玉やけんを引き上げる力も少なくてすみますし、何より、自分の手元へのコントロールがしやすくなります。
個人差があるので、○○cmが良い!というようにはいかないのですが、糸の長さは短い方が扱いやすいとだけお伝えしておきましょう。
糸の長さの調節は、玉の側から糸を取り出し、ビーズで止めてある手前の部分から結び目を取り出して、自分の長さにあったところで結び直すのが良いです。
ぜひマイけん玉の糸の調整も意識しておくと良いでしょう。