伝承咲人のけん玉ちばちゃんです。
けん玉の選び方のポイントを連載していますが、前回は「玉」について書いてみました。
そして、また質問を頂きました。
ありがとうございます!
Q けん玉の玉の色はどうして赤が多いんですか?
という質問でした。
A
答えは、今では各色あるので好きな色を選ぶことができますが、以前は赤が支流でした。
なぜ、赤なのかというと、大正時代に日本で今のけん玉の原型が作られた当時は「日月(にちげつ)ボール」と呼ばれていました。
皿胴と呼ばれている、大皿と小皿の部分が新しくできたことで、そのお皿とお皿の間のカーブした部分のくぼみのところを「三日月」に例えていました。
お皿の部分が月→「三日月」
そして、玉は日→「太陽」
を表わしていました。
さて、もう皆さんお分かりですね。玉の色が赤であることは、実は当時は太陽を表わしていたのです。
そのなごりもあって、けん玉の玉の色は赤というイメージがついたのではと考えられます。
現在はいろいろなカラフルな色付けがされているので、赤だけではなく、虹色のレインボーカラーでぜひ全色集めみるのもいいかも!
ぜひ自分の好きな色のマイけん玉を見つけてみてくださいね!