けん玉テクニック実践編

伝承咲人のけん玉ちばちゃんです。

前回は、はじめてけん玉をする方にも、すぐにけん玉を手にとって練習できる「はじめてのけん玉テクニック -トレーニング編-」を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
全国の小学校でも生活科の授業でけん玉に取り組む学校やクラスも多く年明けから問い合わせが続いております。
これからもけん玉の輪が広がると嬉しいですね。

さて、今回は実践編のコツを教えちゃいますよ。
ぜひけん玉を手にとってやってみましょう!

初めてのけん玉テクニック -実践編(1)-

1.さかあがり
けん玉を持って、まず、玉をけん先を入れた状態で床に置きます。床に置いたけん玉の玉だけを持って、お皿の付いているけんが落ちないようにすくい上げる技です。
手首だけで持ち上げると落ちてしまうので、「すくう」動きがコツです。

2.アイスクリームすくい
「さかあがり」の逆バージョンで、けん玉を持って、玉をけん先を入れた状態で玉を逆さにして床に置き、けんの方を持って、玉が落ちない(抜けない)ようにして、すくい上げる技です。
この技も手首だけで持ち上げると落ちてしまうので、「すくう」動きがコツです。

3.こま
けん玉を持って、玉をけん先を入れた状態で玉を下にして床に置き、中皿のふちを持って玉をこまのように回す技です。
けん玉なのにこまになるのが面白い技で、手首の返しでクルクルと回すことがコツです。

4.ドジョウすくい
けん玉のお皿のついている「けん」を横にして床に置きます。玉だけを持って、玉の穴の部分をけん先に向かって差し出しながら、「けん」をすくい入れる技です。
けん先が細く、ツルツルとすべるのでドジョウのように見立てます。やはり手首の返しで勢いよく「すくう」ことがコツです。

5.オタマジャクシすくい
 ドジョウすくいの逆バージョンで、けん玉の「けん」だけを持ち、玉を床に置いて、糸で自分の方に玉を引き寄せながら回転をさせ、玉の穴を見つけて、けん先でつかまえる技です。
この技もやはり手首の返しで勢いよく「すくう」ことがコツです。

このようにけん玉は玉をお皿に乗せたりする「大皿」「小皿」「中皿」や玉をけん先に入れる「とめけん」などのような技だけではなく、幼児からご年配の方までゆっくりと遊びながら、体験をしてもらえる伝承遊びなのです。
ぜひご自分で見つけた遊び方も取り入れてチャレンジしてみてくださいね!

次回は、実践編の(2)コツを教えますね。

さて、明後日は東京・浅草ROXまつり湯演芸会に出演いたします。
1月24日(日)17時からスタートです。

検定会も行いますので、ぜひご参加くださいね。
合格された方には、全員けん玉道の認定証を発行いたします。

<東京・浅草ROXまつり湯演芸会>